5thの感想その2 ツアーについて ~5thツアーの意味って?~
(注)当たり前ですが、この記事はむちゃくちゃ主観がはいった記事です。
よーし、SSAの興奮にあてられてポエム投下するぞー(自己防衛)
さて、SSAの記事はまとめたのですが、全体に関する感想は別の記事にしようと思いました。
今回のツアーが終わって飲み屋で話してるときに今回のツアーってどんなテーマだったのかというのがふと気になりました。
過去のライブのテーマは?
過去を振り返るとアニメではシンデレラプロジェクト(CP)がメインであったため、3rdはほぼCPがメインでした。もちろんアニメの再現がコンセプトだったと思うので、そこは否定しないし、何よりアイドルが多すぎるシンデレラは注目するアイドルを絞る必要があります。じゃないと新規参入者こないし。
4thはどうでしょうか?4thはまずやり残しの回収です、人気曲であるTPも揃って歌ってないし、ノクターンも完全版していない。
でもそれ以上にやりたかったのは新しい風を吹かせることかなと感じていました。
原優子、村中知、千菅春香と今までにいなかった圧の強い声をもつキャラ、キャストが入って来ました。また、3Dモデルとの共演などがありました。CPは2曲目を歌って、別の面を見せようとするのも感じました。
というわけでまとめるとこんな感じ。
1st :お披露目
2nd :アニメ前の総括
3rd :アニメの再現
4th :新時代の幕開け、3rdのやり残しの回収
5thのテーマは?
じゃあ5thは?
ここで参考になる(というかほぼ答えが同じ)なのが、前回のブログでも書いた、るーりー(青木瑠璃子)の最後のあいさつだと思います。
彼女はデレパのパーソナリティですが、「ツアーがあった4ヶ月間、ほぼ毎回ツアーのメンバーがゲストだった。その中で、色々話を聞くうちに、誰もがシンデレラになったのではないかと思った」と挨拶をしたと記憶しています。(意訳)
私の中で今までどうやってもアニメの影響があってなかなかCP とその他、という感覚は拭えませんでした。アニメの影響もあるけど4年前からやってる、2014のSSAや10thを経験しているなど、アドバンテージは大きかったと思います。これにより、CPは注目され、そうでないアイドルたちは注目されない(≒シンデレラになりづらい)環境にあったと感じました。
(私がゲームをプレイしておらず、CDとアニメで追っていた人だから感じたのかも)
でも、5thではそれぞれが本当に輝いていたと思いました。
【シンデレラ5th】出演者まとめ《更新》 : アイマスライブ準備室
この表から5thは以下のように読み取りました。
- 3rd、4thから参入から参入組は3箇所出ていることが多い
- New Generations(NGs)、5th初参加組は,2回のみ
- NG以外のCP、2nd経験者は3箇所でる傾向、そしてセンターになる
上の番号づけでもう少し踏み込むと...
1. は今回のツアーの肝。15人という(シンデレラにしては)少人数の構成なので色々曲を歌ったこと、MCがよく回ることで、彼らに注目が集まるようになっていたように思えます。ちっすーやあっちゃんなどメインでいじられるのはこの層。4thは人数が多くて出番が少なかったけど、今回十分魅力が伝わたなと思いました。
2. 初登場組は必然的に注目集めるし、なんだかんだMCとかでもいじられるので、注目を集まります。逆にベテランのNGsは少なめ。
3. ツアーの中心。センターが、「きらり」「まゆ」「卯月」「りーな」「かなこ」「あんず」とNG以外からが多かったのも特徴。センターに立つと必然的に注目集まります。(余談ですが、なぜかまゆセンターは号泣しそうだった)
この「どのアイドルも注目があつまる」というのは「いろんなアイドルがいて主役である」というゲームの世界に近いことであり、おねシンの歌詞に近い世界になったのではないかと感じました。
なので、今回の5thツアーは特にアニメで入った来た層に対してCP(特にNG)に集まっていた注目や負荷を分散して、誰もがアイドルであるという方向に戻す「ゲームへの原点回帰」がテーマに感じました。
そうだとすると、サプライズなしや、持ち歌シャッフルなども頷けます。
今回のツアーで少なくとも声がついている70人近くは「シンデレラ」になれた気がします。異論などはあるでしょうが今の段階の気持ちはそんな感じです。
6thに向けて
さて、次は西武ドームですが、5thはこれに向けた準備になったのでしょうかね?
少なくとも私にとっては誰がセンターでも、誰がソロで歌っても問題ないように見えました。楽しみだなあ。でも夏は勘弁な。
その他
「SSR個別衣装」「重大発表告知」「サプライズ(事前告知なし)ゲスト」っていう、過去の成功を踏襲できる要素を全部"やらない"で通したの、すごいと思いますね。演者やスタッフの負担、ライブの楽曲自体へ意識を集中させることなど、長期的展望を判断して決めたんだろうね
— A (@polynki) 2017年8月13日
これ、結構同感ですね。それとパレードに個別衣装ってあわないかなと思いますし。
でも個別衣装は確かにすごかったし、ドームのときはぜひやってほしいけど。
https://twitter.com/kuwane/status/896753054405410816
シンデレラ5thツアーの次がドームという状況は、765で言えば9thツアーに相当するわけで、そう考えると発表の内容とか、いろいろな意味で挑戦的な演目の数々もとても納得できてくる。9thがそうだったように「今のシンデレラはここまで出来る」を見せることそのものが目的とでもいうような。
— kwnP C92 3日目東テ05b (@kuwane) 2017年8月13日
これも同感かな。上のツイートともつながりますが、今のできる範囲を増やして、パフォーマンス「だけ」でどれだけできるかを見せる、という意気込みを感じました。